すべて私の高望み

バツイチ独身子供なしHSPの40代の会社員。前向きに生きたいと思いつつ、日常ではなかなか言えない本音を綴ります。

もっとという気持ち

最初は"話したいな"

次はもっと"話したいな"

また会いたいな

一緒にいたいな

もっともっとが次のもっとにつながって

結局どうなると良いのだろう?

 

そこを知らない欲求は

次々と気持ちを蝕んで

ただ会えて幸せだった時間も

ただひと言交わせて幸せだった時間も

全て覆してしまう

なぜならもっと知りたい

もっと一緒にいたい

もっとの気持ちが不満になるから

 

会いたい人が

会いたいと思ってくれて

好きな人が

好きだと言ってくれたら

それ以上何が欲しいんだろう?

 

人が持っているものと比べて

自分のないものばかりに目がいって

それが足りないと思い込んで

もっと欲しいと思い込む

愛を学べていないのか

己が可愛いだけなのか

 

会いたい人が自分に会いたいと言って

同じ時を幸せに過ごしてくれたら

それは人生のプレゼントで

そんなふうに過ごせる時間が

少しでも長く続くように

自己愛だけの"もっと"を封じ込める

こんな"もっと"って気持ち

消えたらいいのに

もっと大きな気持ちが持てるようになれたらいい

不安もあくなき欲求も全て淘汰して

好きな人の幸せだけを考えることが出来たら

それは自分の幸せを知る事にもなる

 

まだまだ

そのゴールは遠いようだけど

 

どうなると良いのかは知っている

 

私には与えられた人生がある

誰とも比べなくて良い

今ある大切なものを大切にすること

すでにたくさん

持っている