すべて私の高望み

バツイチ独身子供なしHSPの40代の会社員。前向きに生きたいと思いつつ、日常ではなかなか言えない本音を綴ります。

横顔

6年ぶりの大阪で

あの店に入った時に視界に入ったのはあなたの横顔で

カウンターだけのその店は少しだけ高級そうなお寿司屋さん

空いてる席なんてなさそうだったけど通されたのはあなたの隣

空いてるのかどうかすらもわからない隙間に座って

あなたの横にいる間

不思議とどうしても話したくて

話すチャンスを伺ってた

1人で二軒目 もうそんなに食べられないから

少し食べてそこに居る間

何故か温かく感じた肩や背中

なんとかして話したくて

会計を始めたから"帰ってしまう!"と焦った私は

同じく会計をして同じタイミングで立ち上がれば話せるんじゃないかなんて

なぜそんなに思ったのか全然わからないけど立ち上がってコートを着た私に

"素敵ですね、良く来られるんですか?"とあなた

"ありがとうございます。いえ今日初めて、というか今日5、6年ぶりくらいに大阪来てたまたまです"

"どちらから?"

そんな風に話したあと美味しいお店知ってたら教えてという私の質問にじゃあ連絡しますとLINE交換

なんだかすごく嬉しくて

なぜだったんだろうか

すごく不思議だけど

こんなにも愛おしい存在になるなんて

あなたの存在が私を強くして

あなたの存在が私の人生に意味と光をもたらしている

敬語で呼び合っていた頃が過ぎて

"好きやで"って

"めっちゃ好きやで"って

そんな風に言ってくれる今

きっと今が1番幸せな時

こんな時間がどうかどうか

ずっと続きますように